第8戦もてぎの予選日は、再び厳しい天候がチームを襲いました。朝から降り続く大雨により、午前中のフリー走行では各車のコースアウトが相次ぎ、度重なる赤旗中断で混乱が続きました。
悪コンディションの中、ベテランの和田選手は安定感のある走りを見せ、好調な兆しを感じさせました。一方、城内選手はアウトラップ中に赤旗が出たことで十分な周回数を確保できず、調整の機会を失ってしまうという厳しい状況に見舞われました。
午後の予選も雨が続き、セッション中止が危ぶまれる場面もありましたが、新たに導入された予選方式での開催が決定。和田選手は、午前の流れをそのままにQ1を15位で通過し、わずかにQ2上位グループ進出に届かない惜しい結果となりました。しかし、決勝に向けて期待が高まる走りを見せてくれました。
一方、Q2下位グループで出走した城内選手は、懸命に追い上げたものの、午前中に十分な走行ができなかった影響もあり、最終的には12位で予選を終えました。難しいコンディションの中でも最大限のパフォーマンスを発揮し、明日に繋がる走りを見せてくれました。
明日は天候が回復する見込みで、チームは一丸となり、今日の分まで取り返す意気込みでレースに挑みます。引き続き、皆様の温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。
