厳しいコンディションの中での熱戦、悔しい23位完走
10月20日(日)、前日から続いた雨は止んだものの、路面はウェット状態が残り、さらに標高800mのオートポリスは今季一番の寒さに包まれる厳しいコンディションの中で決勝日を迎えました。
朝の予選:難しい状況でのタイヤアタック
午前8時から30分間の予選がスタート。
小山選手は慎重にタイヤを温めながらアタックを行いましたが、27位という結果となり、難しいスタート位置からの決勝レースとなりました。
決勝レース:戦略の狂いとアクシデントが重なる
午後の決勝レースは、和田選手のスタートで始まりました。順調に走行し、予定通りのタイミングでピットインして小山選手に交代。しかし、ピットインの直後にFCY(フルコースイエロー)が導入され、これが後に60秒のペナルティーピットストップにつながってしまいます。
さらに、荒れたレース展開の中でSC(セーフティカー)が複数回出動。レースの流れが途切れる難しい状況に直面しました。
給油義務に翻弄される展開
このレースでは、2回の給油義務が課されていますが、FCY中の給油は1回とみなされず、もう1回の給油が必要となりました。当初はスプラッシュ&ゴー(短時間の燃料補給)で対応する予定でしたが、終盤に発生したクラッシュで再びSCが導入され、ピットがクローズ。
その結果、予定していた給油ができないままレース終了を迎え、規定により1周減算される形での完走となり、23位という悔しい結果となりました
次戦に向けて
厳しいコンディションや想定外のアクシデントにも負けず、チーム全員が最後まで全力を尽くしました。次戦は2週間後のもてぎで開催されます。さらなる成長を目指し、応援いただいている皆様の期待に応えられるレースをお届けできるよう、準備を進めます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。